インターネットってどうやったら使えるようになるの?
暗証番号的なものを入力するだけじゃないの?
はい。暗証番号を入力するだけでは使えません。
まず、インターネットを部屋に準備する必要があります。
インターネットを準備する手順を順番に解説していきます。
部屋にインターネットが来ているかの確認をする
まず、インターネットが来ているのか、来ていないのかの確認をしましょう。
物件表などに「インターネット無料」の表示がある場合、インターネットが来ていると考えてOKです。
一応、内覧の際に担当者の方に聞くと正確です。
この表示がない場合は自分でインターネットを契約する必要があります。
インターネットの契約が必要ない場合
自分で契約が必要ない場合(すでに部屋にインターネットが用意されている場合)は
まず、自分でWi-Fiルーターが必要なのかの確認をしてください。
必要ない場合はスマホやパソコンで使用するために教えてもらったパスワードを入力すれば使えるようになります。
Wi-Fiルーターが必要な場合は、Wi-Fiルーター本体とルーターをインターネットに接続するためのLANケーブルを準備してください。
家電量販店でもアマゾンでも楽天でも購入できます。
3000円くらいのものでひとり暮らしは十分です。
ちなみに私が使っているルーターはこれです。
一緒にインターネットの名前とパスワードが書かれているカードが同封されています。
Wi-FiルーターをLANケーブルで接続して、パスワードを入力すれば使えるようになります。
インターネットの契約が必要な場合
必要な手順は以下の通りです。
- 契約するインターネットの種類とプロバイダーを決める
- 契約する
- 工事ができるか確認する
- 必要に応じて工事をする
- 工事した後の設定をする
- Wi-Fiルーターを接続する
- スマホやパソコンでパスワードを入力する
以上です。
とは言っても面倒なのは1と2です。
1つずつ解説します。
インターネット契約の手順
工事ができるか確認する
順番が前後してしまいますが、不動産の担当者の方に
「インターネットを引く、壁の穴あけ工事はできますか?」
と聞いてください。
インターネットを引く際に、外からインターネットを引くケーブルを部屋に引く必要があります。
もしできないと言われた際には、インターネット回線を引くことができないので
モバイル回線を検討してみてください。
コンセントさえあれば使用可能です。
ちなみに私の場合、穴あけ工事が必要だったのですが、
以前に住んでいた方が開けていたようで
その穴を使用してインターネット回線を引きました。
契約するインターネットの種類とプロバイダーを決める
Wi-Fiを家で使用するためにはインターネット回線とプロバイダーを決める必要があります。
回線で有名なのは光回線でしょうか。フレッツ光などはどこかで聞いたことがあると思います。
またプロバイダーというのはその回線を扱う業者です。
インターネットをパソコンに例えて話をします。
「このメーカーのパソコンが欲しい」と思ったとき、そのメーカーに連絡するのではなく、
そのメーカーのパソコンを扱う家電量販店に行くなり、通販なりをすると思います。
ちょうどインターネットもこんな感じになっています。
インターネット使うための回線(メーカー)とそれを提供するプロバイダー(家電量販店や通販)が必要になります。
回線は大きく分けて2種類あります。
固定回線とモバイル回線です。
固定回線は家(部屋)まで有線でインターネットを引きます。
よって、回線を通す穴が必要になり、壁への穴あけ工事、
という話になります。
モバイル回線は家まで電波でインターネットを引きます。
電波なので工事は必要ありません。
それぞれのメリット・デメリットは以下のサイトが分かりやすいです。
もし、物件表に「光回線」とか回線名が書かせている場合、その回線を扱うプロバイダーと契約すると費用が安くなるケースがありますので、確認しましょう。
契約に関して最低限必要な確認は以下です。
- 提供エリアの確認
- 初期費用の確認
- 毎月の費用の確認
提供エリアの確認
どれだけ速くて安いインターネットでも提供エリアに入っていなければ使えません。
まずは提供エリアの確認をします。
エリアから外れているのであれば無視です、無視!
費用の確認
初期費用と毎月の費用を確認します。
初期費用としては工事費用と事務手数料などがあります。
一般的に工事費用は2万~3万円、事務手数料は2千~5千円です。
ここで大切なことを1つ。
新規契約の際はこれらの初期費用が実質無料となる場合がほとんどです。
初期費用を確認する際はこれらの費用が安くなるかの確認も一緒にしましょう。
毎月の費用は使用料になります。当然ながら安い方がいいです。
契約する
使う回線とプロバイダーが決まったら契約します。
できれば、スマホで契約を完結できる業者にしましょう。
いちいち店舗に行くのは面倒です。
この時に工事の日付も決めます。
基本は引越しをする日にするといいと思います。
ただ、引越しの繁忙期だと希望の日時が通らないときもあります。
私の場合、引越しの日にガス業者、家電(洗濯機と冷蔵庫)の搬入・設置を行い、
希望日(引越しの日)に工事の予約ができなかったので、
住み始めて4日後にインターネットが開通しました。
4日間はネットなしという今のご時世にそぐわない暮らし(笑)
私のスマホはデータ通信は1Gしか契約していないので、下手に使えませんでした…。
こんなことにならないように、早いうちに予約することを強く勧めます。
ここでワンポイント!
工事の日までにルーターとLANケーブルを用意しておく
工事してルーターを繋げばすぐに使える、ってわけではないんです。
工事した後に、「設定」が必要になります。
そんなことを知らなかった私は、「設定」という存在に半日かけて気が付きました。
その後、設置してもらった機械の型番を調べて設定方法のマニュアルを検索して見つけて設定して…。
と、とにかにめんどくさかった。
なので、ぜひ工事に来た業者の方にやってもらってください!
どうせなら、スマホでWi-Fiがつながるところまで見届けてもらう、くらいの気持ちです。
工事が終わったら、終わったことを教えてくれます。
その時に、ルーターとLANケーブルを持って、
「これはどこにつないだらいいですか?」と聞くのです!
知っていたとしても、ですよ?
おそらくつないでくれます。
そしたら、「これでWi-Fiが使える状態ですか?」と追撃です。
きっと、つながるまで見届けてくれます。
あわよくば設定までやってくれます。
おすすめインターネット
Wi-Fiを使えるようにするには回線とプロバイダーが必要だ、という話をしました。
めんどくさいですよね…。
そこでおすすめするのは「光コラボシリーズ」です。
回線とプロバイダーをまとめて一括で契約できる、というものになります。
私のおすすめは「ソフトバンク光」です。毎月4,180円(税込)です。
契約後に引越しをするときも、スマホでの手続きだけで新しい部屋でも使用可能です。
工事費も後から戻ってきますし、速度も安定しています。
計測した速度は以下の通りです。
今は基本テレワークなのでこのインターネットで仕事をしていますが、
オンライン会議でも、共有サーバへのアクセスも特に困ることはありません。
もちろんソシャゲも問題なしです。
アップロード時、ダウンロード時の両方で30Mbpsあればオンラインの会議・講義も問題なく動きます。
リアルタイムで動くソシャゲをやる方はping値も確認しましょう。
この段階(何もつないでいない段階)で20msを超えると、
ゲームしていてもイライラすることが多くなると思います。
今使っているインターネットがどの程度の速さなのかは以下のリンクで確認してみてください。
今なら各社キャッシュバックキャンペーンをしています。
私が契約した業者は15,000円のキャッシュバックでしたが、今はもうちょっと多いみたいですね。
キャッシュバックをもらうにあたっての注意を1つ。
キャッシュバックの受け取りは「口座振替」であること
理由は単純、「忘れるから」です。
いくらキャッシュバックの金額が高くても、受け取り忘れてしまってはないも同然です。
私の時は、
「課金開始(使用開始)から3ケ月後に必要書類を持ってお店に来てください。」
と、言われました。
手帳に書いて、書類は1つの封筒にまとめて…と、
いろいろ忘れないようにした記憶があります。
これすごくめんどくさいです。
「くれるなら『はい、どうぞ』でいいじゃん。
なんでこんな、いかにも忘れてくれたらラッキーみたいなことすんだろ…」と本気で思いました。
だから意地でも取りに行ってやろうと思いました。
面倒なことには変わりないので、忘れてても入金される「口座振替」を心の底からおすすめします。
まとめ
以上が、インターネット(Wi-Fi)を家で使えるようにするための手順になります。
まず、契約!
回線とプロバイダーをまとめて契約できるコラボシリーズがおすすめです。
キャッシュバックが受けとれる場合は口座振替にすると忘れる心配がありません。
次に工事!
工事の日までにルーターとLANケーブルを用意してあわよくば業者の方に全部やってもらいましょう。
この作戦に失敗したときは、型番を検索してマニュアルを見ながら自分でやりましょう。
これで晴れてWi-Fi生活です。
新生活は何かとやることがたくさんあります。
やってもらえることは全力で任せて、自分の負担を極力軽くしてくださいね。
頼ることは悪いことではないのですから。